TASTE CODEは、200問の回答から「何が好きか」だけでなく、料理や飲み物を選ぶときに何を優先しやすいかを整理します。食事と飲み物を別々に集計し、それぞれ4文字コードを一つ決めたうえで、各軸の数値、八味、飲料カテゴリー、補助タイプを重ねて読みます。
ここでは、質問がどのように結果へつながるのか、数字をどう読めばよいのか、そしてこの診断で判断できないことを公開します。診断結果に納得できる部分と違和感のある部分を、自分で検討するための設計図として使ってください。
先に結論:結果は4つの層で読む
- 食事コード:料理や食材を選ぶときの4つの判断軸
- 飲み物コード:一杯に求める4つの判断軸
- チャート:4文字の左右差と、八味・飲料カテゴリーの相対的な優先度
- 補助タイプ:複数の数値を、日常の選び方として読みやすくした補足
4文字コードが結果の中心です。補助タイプはコードを置き換える別診断ではありません。たとえば同じ食事コードでも、酸味や辛味、食感、料理文化の反応が違えば、補助タイプや具体的な活かし方は変わります。
食事100問と飲み物100問は混ぜない
質問は食事100問、飲み物100問の2段階です。食事の回答から飲み物コードを決めたり、飲み物の回答で食事コードを書き換えたりしません。食べ物は味の強いものを探索したいけれど、飲み物は軽く穏やかな定番がよい、という組み合わせもそのまま残します。
| 結果 | 扱うもの | 扱わないもの |
|---|---|---|
| 食事コード | 軽さとコク、味の輪郭、探索性、組み合わせ | 飲み物の軽さや香りで上書きしない |
| 飲み物コード | 後味、香り、刺激、単独か食事合わせか | 食事の濃さや探索性で上書きしない |
| 統合まとめ | 2つのコードを並べたときの選び方 | 第3の総合コードは作らない |
この分離は重要です。食事と飲み物の好みが反対方向でも、平均して曖昧な人にしないためです。最終結果は「食事では何を満足と感じやすく、飲み物では何を整えやすいか」を組み合わせて説明します。
5段階回答は、質問ごとの重みで各軸へ入る
回答は「全く当てはまらない」から「とても当てはまる」までの5段階です。各質問には、関係する性格軸、八味、飲料カテゴリーへの重みがあります。一つの質問だけでタイプは決まりません。似た方向を別の場面から尋ねる複数の回答が積み重なって、軸の位置が決まります。
また、何にでも強く同意する人と、慎重に低めの回答を選ぶ人の差が、そのまま特定タイプへの偏りにならないようにしています。食事パート、飲み物パートそれぞれで、その人の回答平均を基準に相対化してから重みを加えます。つまり、絶対的に「4を何回選んだか」より、自分の回答の中でどの質問に強く反応したかを見ます。
4文字は必ず一つに分類し、数値で強さを確認する
各軸は左右どちらかに分類され、食事16タイプ、飲み物16タイプのうち一つが表示されます。ちょうど中央でもコードは一つに決めます。そのうえで、結果画面の左右の数値を見れば、その文字が大きな差で選ばれたのか、近い比較だったのかを確認できます。
| 表示 | 読み方 | 使い方 |
|---|---|---|
| 50対50に近い | 場面や相手、料理によって反対側も選びやすい | 文字は分類名として使い、近い反対候補も読む |
| 60対40前後 | 一方を選ぶ傾向が見え始める | 普段の選択基準として試す |
| 75対25以上 | 回答内で方向が比較的そろっている | 買い物や献立の最初の絞り込みに使う |
数字は能力、優劣、好き嫌いの強制順位ではありません。「この分類に関係する質問へ、どちら向きに反応したか」を同じ回答者の中で比較した値です。
八味と飲料カテゴリーは、50を基準に優先度を見る
甘味、酸味、塩味、苦味、旨味、辛味、渋味、脂・コクは、0から100の相対値で表示します。50付近は中間、60以上は候補選びの手がかりになりやすく、40以下は今回の回答では優先度が低めです。
ただし、酸味が35だから酸っぱいものを嫌っている、と即断はできません。酸味よりも旨味や香り、食感を優先した可能性もあります。高い項目を一つだけ見るより、上位2、3項目の組み合わせを見てください。たとえば「旨味と脂・コク」なら煮込みや発酵、「酸味と辛味」なら後味の切れや刺激が、選び方の手がかりになります。
補助タイプは、数値を日常語へ翻訳する
補助タイプは、4文字軸と八味・カテゴリーの組み合わせを登録済みの特徴と比較したものです。一致度は心理学的な確信度ではなく、候補同士を比べるための内部比較値です。近い候補が複数ある場合もあります。
結果では、補助タイプ名だけで終わらず、どの傾向が判定の手がかりになったか、料理や飲み物をどう選ぶと活かしやすいかを表示します。コードが骨組み、補助タイプが日常で使うための注釈、と考えると読みやすくなります。
公開前に行った自動検査
現在の設問と集計プログラムに対して、次の検査を行っています。
- 全200問が、食事100問と飲み物100問へ正しく分かれていること
- 重みのない質問、存在しない軸を参照する質問がないこと
- 同じ回答だけを選んだ場合に、特定の強い傾向が作られないこと
- 無作為回答5,000回で、食事16コードすべてが出現すること
- 食事と飲み物のコードが相互に上書きされないこと
- 20歳未満では成人限定の質問と酒類候補が除外されること
これはプログラム上の偏りや分類ミスを探す検査です。人を対象にした統計的な妥当性検証とは異なります。
TASTE CODEが判断しないこと
TASTE CODEは医療検査、心理検査、アレルギー診断ではありません。避けたいものは自己申告として候補から除外しますが、安全性や健康効果は判断しません。酒類は20歳以上の嗜好整理として扱い、飲酒をすすめるものでもありません。
また、現段階では統計的に標準化された尺度ではないため、人の本質や一生変わらない性格を断定しません。季節、生活環境、経験で好みが変わることもあります。再検査したときの一致率や文化圏による偏りを確かめるには、同意を得た検証データと追加の分析が必要です。
結果を役立てる3つの見方
- まずコードを読む:4文字それぞれの説明から、普段の選び方に近い点を探します。
- 次に数値差を見る:差の大きい軸は最初の絞り込みに、差の小さい軸は場面による調整に使います。
- 最後に一つ試す:八味上位や補助タイプを参考に、次の献立、飲み物、店員さんへの一言を一つだけ変えます。
診断は正解を決めるものではなく、無意識に繰り返していた選び方へ名前を付ける入口です。結果を読んで終わるのではなく、次に選ぶ一皿や一杯で試し、違えば自分の言葉で修正してください。

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