20歳未満の飲酒は法律で禁止されています。妊娠中・授乳中の飲酒、飲酒運転は避けてください。この記事は20歳以上の方向けに、甘さ、酸、渋み、香り、余韻を分けて味の言葉を読む方法を説明します。
ワインの基本を先に整理したい方は、ワイン初心者は何から覚える?最初に知る7つのことも参考にしてください。
はじめに
ワインを選ぶときに、「甘口」「辛口」「重い」「軽い」という言葉を見かけます。
ただ、この四語だけでは、酸、渋み、香りの強さまでは分かりません。
この記事では、2023年10月24日にワインエキスパート資格を取得した筆者が、四語を入口に、実際の好みをもう一段具体的に伝える方法を整理します。
甘口は甘さを感じるワイン
甘口は、飲んだときに甘さを感じやすいワインです。
ジュースのように甘いものもあれば、ほんのり甘い程度のものもあります。 ラベルに「甘口」と書かれていても、全部が同じ甘さではありません。
甘口は、まず次の要素に分けると比較しやすくなります。
- 甘さを感じる
- 渋みや酸味が強すぎないものが多い
- 食後や軽いおつまみに合わせやすいことがある
ただし、甘口だから必ず飲みやすいとは限りません。 甘さ、香り、酸味のバランスで印象は変わります。
辛口は唐辛子の辛さではない
ワインの辛口は、唐辛子のようにピリピリ辛いという意味ではありません。
簡単に言うと、甘さをあまり感じないワインです。
日本語の「辛い」と少し違うため、最初は混乱しやすいです。 ワインで「辛口」と書かれていたら、まずは「甘くない方向」と考えます。
辛口ワインは、食事に合わせやすいものが多いです。 白ワインやスパークリングワインでは、辛口という表示をよく見かけます。
重いワインは味や香りの存在感が強い
「重い」は、体に悪いという意味ではありません。
味や香りの存在感が強く、飲んだときにしっかりした印象があるワインを「重い」と表現することがあります。
赤ワインでよく使われる言葉です。
重いワインのイメージ:
- 色が濃い
- 香りが強い
- 渋みを感じやすい
- 味に厚みがある
- 肉料理に合わせやすいことがある
ただし、重いワインが上級者向けで、軽いワインが初心者向けという意味ではありません。 好みの問題です。
軽いワインはすっきり飲みやすい印象
「軽い」は、味が薄い、価値が低いという意味ではありません。
すっきりしていて、飲み心地が軽やかなワインを指すことがあります。
軽いワインのイメージ:
- 色が淡い
- 香りが強すぎない
- 渋みが控えめ
- 食事の邪魔をしにくい
- 少し冷やすと飲みやすいものがある
軽めの赤や白でも、酸、香り、余韻には幅があります。「軽い」の一語だけでなく、どこが軽やかだったかを残すと比較しやすくなります。
言葉だけで決めすぎない
甘口、辛口、重い、軽いは便利な言葉です。
ただし、この言葉だけでワインの味がすべて分かるわけではありません。
同じ辛口でも、酸味が強いもの、香りが華やかなもの、すっきりしたものがあります。 同じ重めの赤ワインでも、渋みが強いものと、果実味が豊かなものでは印象が違います。
最初は「ざっくりした地図」として使うのがよいです。
四語を、四つの観察へ分ける
同じ辛口でも、酸が鋭いものと丸いものがあります。同じ軽めでも、香りが華やかなものと控えめなものがあります。飲んだ後は「甘さ」「酸・渋み」「香り」「後味」の四つを、強い・中間・控えめのどれかで残します。点数を付けるより、次に変えたい条件が見つかれば十分です。
お店で好みを伝えるなら
お店で相談するときは、難しい言葉を使わなくても大丈夫です。
たとえば、次のように伝えられます。
- 甘すぎない白ワインがよい
- 渋みが強すぎない赤ワインがよい
- 軽めで飲みやすいものがよい
- 食事に合わせやすい辛口がよい
- しっかりした赤ワインを試したい
好みがまだ言葉にならない場合は、「甘さは控えめ、渋みは穏やか、香りは華やか」のように、避けたい要素と欲しい要素を一つずつ伝えます。
まとめ
ワインの味を表す言葉は、複数の感覚が一語にまとめられているため曖昧になりやすいものです。
まずは次のように考えると分かりやすいです。
- 甘口: 甘さを感じる
- 辛口: 甘さをあまり感じない
- 重い: 味や香りの存在感が強い
- 軽い: すっきり飲みやすい印象
この言葉は、正解を決めるためではなく、自分の好みを探すための目印です。
飲み比べるときは、「軽めが好き」で終わらせず、「酸が明るい」「渋みが穏やか」「香りが華やか」「後味が短い」のどれに反応したかを一つ残します。
20歳未満の方へ
日本では20歳未満の飲酒は禁止されています。 この記事は20歳以上の方を対象に、ワインの基礎知識を説明しています。
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